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シャインブライトについて
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はじめましての方もそうでない方も当ブログにご訪問いただき誠にありがとうございます。今回はあらためまして、当ブログを運営している私の自己紹介をさせていただきます。私が、どんな人間で、どんな仕事をしていて、どうして今の仕事をするようになったのか、その道のりをこのブログを読んでくださる皆様に知っていただけたらうれしいです。
わたしは飯塚輝明と申します。1969年群馬県前橋市で生まれ育ち、現在は整理整頓のプロとして、ShineBrightという屋号で、群馬県を中心に企業の課題解決を支援しています。
「整理整頓のプロ」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか?部屋を片付けること?いえ、私がしているのは、問題課題の整理整頓です。企業や組織が抱える、複雑でややこしい問題を、整理整頓の考え方を用いてシンプルに解きほぐし解決を支援する仕事です。
例えば、**「社員のやる気がない」「会議がいつも長引く」**といった悩みを抱えている企業はありませんか?これらの問題の根底には、多くの場合、情報や考え方がごちゃごちゃしているということがあります。私は、そうした「ごちゃごちゃ」を整理し、問題の本質を見つけ出すお手伝いをしています。
あなたの会社や組織のこんがらがって、ごちゃごちゃして、しんどいを整理整頓します
もしあなたが今、社内で「うまくいかない」という問題に直面しているなら、ShineBrightがお手伝いできるかもしれませんぜひお気軽にご相談ください。あなたの「解決したい」を一緒に形にしましょうそういう仕事をしています
2024年3月に本を出版しました
著書:「1日5分のトレーニングで決められない病から卒業する」産業能率大学出版部
そんな私が、なんで今の仕事をするようになったのか、今までの道のりをご紹介します。
大学を卒業後、私は父や父の兄弟が経営する同族企業に就職しました。群馬県にある清掃資機材商社が社会人スタートの場でした。しかし、私は自信を持ってこの選択をしたわけではありませんでした。
就職活動を始める前、知り合いの大企業の重役から「励まし」という名の圧迫面接を受けたことがありました。その体験は私の心に深い傷を残し、大企業を目指す意欲を早々に失わせました。その結果、家族の関係性を頼りに同族企業を選んだのです。
しかし、待っていたのはマネジメントや社員教育の不在、そして課題が山積する混沌とした社内環境でした。私は毎日ただ目の前の仕事をこなすだけで、夢や目標のない日々を送っていました。
そんな私の様子を見て、叔父である部長がある日「清掃を教えてやる」と声をかけてくれました。
叔父は汚れたパイプ椅子を取り扱い商品のいくつかを使って実演清掃をして見せてくれました。
その瞬間、黒ずんだ汚れが落ち、輝きを取り戻した椅子を目の当たりにした私は、まるで魔法を見たかのように心を奪われました。あの汚れた椅子が新品のように変わっていくその様子は、胸が震えるような感動でした。まさに奇跡の瞬間に立ち会ったかのようでした。
その光景は、私の中に眠っていた何かを強く揺さぶり、大きな火を灯しました。「これだ。この気持ちの良さを、もっと多くの人に伝えるのが俺の仕事なのだ」そう思った瞬間、自分のスイッチが入りました。
それ以来、清掃技術を学ぶことに夢中になり、その魅力を営業活動のなかで広めることが楽しくてたまりませんでした。あの日の感動が、今でも私が清掃や整理整頓にこだわり続ける理由です。
数年が過ぎ、私は地元の経営者たちと関わる機会を得ました。その中の先輩経営者がかけてくれた言葉が、私の人生にさらなる転機をもたらしました。
「輝ちゃん、会社を良くしようと思ったら掃除だぜ!」
最初は何を言っているのか理解できませんでした。
しかし、その先輩経営者が連れてまわってくれた数々の成功企業で私は衝撃を受けました。そこに広がっていたのは、まるで別世界のような光景です。
どの会社でも整理整頓が行き届き、清掃された環境は輝きを放ち、見る者に圧倒的な清潔感と調和を感じさせました。
そして、何より私を打ちのめしたのは、そこで働く人たちの表情です。穏やかな微笑み、活気に満ちた声、そして自信が感じられる立ち振る舞い――それら全てが、この場所には特別な力が宿っていると確信させました。
「こういう会社にできたなら、私もこの先ずっとやっていけるかもしれない」そう強く思いました。
それが整理整頓や清掃にとどまらない、職場環境そのものを整える「5S環境整備」という取り組みとの長いお付き合いの始まりでした。それ以来、私は自分の会社でこの活動を取り入れたいと強く願い、先輩経営者のアドバイスを受けながら、いつ実現するともわからない実行計画を思い描く日々でした。
今の仕事につながるきっかけとなった出来事は、入社10年目に起きました。
毎年、年度が新しくなるたびに、社長が口にする方針は「今年こそは会社をキレイにする」。しかし、実際にはその言葉が本当になることはなく、何も変わらない状況が10年も続いていました。
どれだけ繰り返されても、行動に移されない言葉だけが虚しく残るこの状況に、私は苛立ちを覚えていました。
その年もまた、「今年こそ」という同じフレーズが発表されました。しかしその瞬間、私は意を決し、手を挙げました。「その役割を私にやらせてください。」そう伝えたのです。
こうして始まったのが、社内での5S環境整備活動でした。
経験したことがある方はご存じかもしれませんが、5S環境整備活動とは、整理・整頓・清掃・清潔・しつけを徹底して、安全で快適で効率的な職場を作るための活動です。
一見するとシンプルで当たり前の取り組みに思えますが、その実、言うは易く行うは難し。特に、長年変化を拒んできた組織においては、導入と継続は決して容易ではありません。
私が感じたのは、社員たちの冷めた反応でした。
反対意見こそ出ないものの、明らかに無関心な態度が見えました。
それでも私は諦めませんでした。社員に活動の意義を何度も丁寧に説明し、無理のないスケジュールを提案しました。
また、委員会を作り、そのメンバーには反対しない若手社員を選びました。賛同こそ得られなくても、協力してくれる可能性がある人を中心に活動を始めたのです。
活動は日々の10分間と週1回の1時間という短い時間からスタートしました。私が意識したのは、成果にこだわりすぎず、小さな進捗でも喜び、共有することでした。日々の努力を積み重ねる中で、少しずつですが社内の雰囲気が変わり始めました。
1年後、私たちの会社は見違えるほどキレイになり、2年目には業務改善をテーマとした活動が中心となるまでに成長しました。取引先からの評判も上がり、社員たちの中にも活動の意義を理解し、積極的に取り組む姿勢を見せる人が増えていきました。5S環境整備がうまくいくとその効果は絶大です。先輩経営者に見せていただいたあこがれの光景を自分事にできた時、そのことを心から実感いたしました。
この活動で得た一番の驚きは、私と社員との間の壁が低くなり、風通しが良くなったことでした。当時、社員との関係がぎくしゃくしていた私にとって、これは大きな収穫であり学びでした。
一方で、この成功が新たな問題を生むこともありました。
活動が進むにつれて、親族経営の特性が浮き彫りになり、身内である経営陣との対立が深まりました。私が会社をより良くするために取り組んでいた5S環境整備活動は、一部の人にとっては望まぬ変化が大きすぎたのかもしれません。
溝は埋まらず、その結果、私は会社を辞めることになりました。
しかし、その経験が私にとって大きな財産となりました。私は、変化を起こす際の抵抗と、それにどう対処するかの重要性を学びました。
同時に、課題を整理整頓することで解決する喜びを知り、その方法を他の人々にも広めたいという思いが芽生えました。
失敗から得た学びを胸に、私は次のステップへと進むことを決意しました。
これまでの経験を通じて得た知識とスキルを、どのように現在の活動につなげたのか――その詳細は、次回のブログでお話しします。
また、もしあなたが今、職場や生活の中で「どうすればいいかわからない」という問題に直面しているなら、ShineBrightがお手伝いできるかもしれません。ぜひお気軽にご相談ください。あなたの「解決したい」を一緒に形にしましょう。
ご感想やご質問があれば、LINEでお聞かせください。それでは、次回のブログをお楽しみに!
私の初著書『1日5分のトレーニングで’決められない病’から卒業する』が発売中です。この本は、日々の決断に迷いや不安を感じている方々へ向けた、シンプルで効果的なトレーニング方法を紹介しています。この本を通じて、読者の皆様が「決められない病」を克服し、より自信を持って日々の選択を楽しめるようになることを願っています。また、本書には実践的なエクササイズも掲載しており、読むだけでなく、実際に行動に移していただける内容となっております。この機会にぜひ、お手に取っていただければ幸いです。『1日5分のトレーニングで’決められない病’から卒業する』はこちらから↓https://x.gd/ntKrT
5S活動の目的とは?
5S環境整備活動がうまくいかない3つの理由!
5S活動を失敗しない方法とは?中小企業経営者様へ
人材の育成や社内の課題でお悩みがある経営者様、 気になることがあれば遠慮なくお問い合わせ下さい
シャインブライトの「整理整頓」とは、課題を解決可能な形に「整える」こと
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