整理整頓できない会社は危ない理由　その１「問題の塊」

あなたの仕事は順調ですか？

今、あなたの仕事は順調ですか？　

もう少し、具体的に言いましょう。業務の流れにとどこおりがなく、やりがいを感じる目的に向かって、やる気とワクワクを感じながら、身体も精神も健康でいる。そういう環境で仕事ができていますか？

それとは逆にこんな不調で悩まされてはいませんか？

ミスやトラブルが増えている。上司や顧客からのクレームが増えている。仕事へのやる気が低下してしまった。業務に対しての不満から転職や退職を考えている。ストレスが原因で、心身に悪影響をきたしている。

　あなたが前者の状態であれば何の心配もいりませんが、後者の状態であれば要注意。仕事が思うようにことが進められない不調の状況を放置すると、不安やあせりや失望といったネガティブな要因を作り出し、あなたの活力を奪っていってしまうことになります。

この記事では、あなたの仕事が不調になってしまう原因と整理整頓の関係について掘り下げていきたいと思います。あなたの仕事が不調だとしたら・・・、問題がひとつふたつとういことはなく、問題だらけの「問題の塊」になっている可能性が高いです。その場合、あなたの置かれている状態を正しく理解して早めに対処をすることをお勧めします。

あなたの職場は整理整頓できていますか？

「あなたの職場は整理整頓出来ていますか？」こう問われたら、「仕事の不調は、整理整頓をすれば解消できるっていうことだろ。」「整理整頓が大切なんてことは耳にタコができるほど聞いたよ。」「うちの会社の問題は整理整頓くらいでは解決できないよ。」そんな風に考えたりしませんでしたか？

もしそうだとしたら、残念ながら、あなたの整理整頓の理解は間違っています。そしてそれは、かなり危険な間違いです。なぜならば、あなたの会社が順調でなかったとしたら、その原因の99％は、整理整頓ができないからだと断言できるからです。

それは、いったいどういうことなのか。整理整頓できない会社がやばい理由を、これから、わかりやすくお伝えしていきたいと思います。

整理整頓ができない会社は100％すべてが散らかっている

散らかっている」とはどういうことだと思っていますか？
多くの人は、モノが片付けられていない状態のことを指して「散らかっている」と理解しているようです。だから、モノを片付けさえすれば整理整頓ができたと思ってしまうのです。ところが、モノを片付けたところで、しばらくは気持ちよくなっても、多少効率が良くなることがあっても、なんだかモヤモヤすることがよくあります。結局、本当に解決が必要な悩みや問題は変わっていないからです。

わたしは仕事柄、様々な会社を訪問させていただく機会があります。その際に、モノが散らかっている会社は、その裏でモノ以外の全てのことも同様に散らかっています。100％例外はありません。

モノ以外の全てが散らかっているとは「時間」「情報」「境界」「言葉」「指示内容」「仕組み」「指揮系統」「会議」「人間関係」「ルール」「コミュニケーション」「合意形成」「感情」「思考」「信用」「信頼」などあらゆることです。これで仕事が順調に進む環境であるはずがありません。

モノが散らかっているなんて氷山のほんの一角です。その下には、解決していない問題課題が大渋滞になっているのがその会社の真の姿です。

その結果、

・言っても聞かないスタッフ
・動かない組織
・動かせない上司
・変わらない会社風土
・人が辞める
・伸びない業績
・進まない改革やプロジェクト
・育たぬ人材
などが発生し組織は不調に陥ります。

これらの原因も全部一緒、「整理整頓できない」から。これが整理整頓できない会社が危ない理由です。

何が言いたかったかまとめますと、モノが散らかってる会社の人って、自分たちのことをわかってないという話です。職場でモノが散らかってるなんて、病気で言うと鼻かぜくらいと思っていませんか。でも、そんなことはなくて、実態はかなり危ない状態です。内臓がいくつも傷んでいて、首肩足腰のあちこちが痛むというくらいの、危険な健康状態なのです。

仕事の不調とは、そういうことです。会社を成長させたいのならば、なるべく早く治した方がいいですよね。どこから手を付けたらいいのかとか、何をしたらいいのかとか、いろいろと気になることはあるかと思いますが、まずは自分の会社の真の状態を知ってください。状態の認識を誤ると、対策も間違ってしまいますから。

というお話でした。整理整頓できない会社は問題の塊で、それをどうすることもできない会社だということです。それが「整理整頓できない会社は危ない」という理由だということをおわかりいただけたでしょうか。

まとめ

整理整頓できない会社は危ない理由のその１は『整理整頓できない会社の内側は「問題の塊」だから』です。

問題の塊とは、「時間」「情報」「境界」「言葉」「指示内容」「仕組み」「指揮系統」「会議」「人間関係」「ルール」「コミュニケーション」「合意形成」「感情」「思考」「信用」「信頼」などあらゆることが散らかっていて、それらが絡んでほどけない状態のことです。

モノが散らかっているなんて氷山のほんの一角で、解決していない問題課題が大渋滞になっているのがその会社の真の姿。人間で例えるならば、内臓がいくつも傷んでいて、首肩足腰のあちこちが痛むという、危険な健康状態です。なるべく早く治した方がいいですよね。

もしも早く何とかしなければと思うものの、どこから手を付けたら良いか、どうして行ったら良いのか、などわからないことや不安がある方は、遠慮なくShineBrightにご相談ください。

ShineBrightでは、問題課題解決のためのチーム練習を効果的に導入し、チーム全体の機能性を高めるための支援を行っています。特に練習導入の初期段階では、戸惑いや課題が集中しがちです。このようなとき、第三者の視点や外部からのアプローチが大きな助けになります。

　私たちが提供するサポートを活用することで、職場は次第に「自ら気づき、自ら動く」自走型のチームに変わっていきます。そして、このような変革がもたらすのは、社員一人ひとりが活気に満ち、明るい雰囲気に包まれた、チームがチームとして機能できる職場です。

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整理整頓できない会社が危ない理由３選（その2）