令和の5Sブログ

片付けだけでは人生は変わらない! 断捨離&こんまり流 から学ぶ、人生変わらない本当の理由

片付けをしても、なぜか人生が劇的に変わらないと感じたことはありませんか?

片付けをしても、なぜか人生が劇的に変わらないと感じたことはありませんか?

断言します。
片付けをしても掃除をしても、それだけでは人生も会社もあまり変わりません!

多くの人が片付けを通じて新しいスタートを切ろうとしますが、実際にはそれだけでは不十分です。

先日、セミナー後に参加者から感想をいただきました。「こんまり流の片付けをやったけど、うまくいきませんでした・・・」というお話でしたが、みなさんも経験があるかもしれません。

断捨離やこんまり流片付けは、社会に大きな影響をもたらしましたから、断捨離や片付けをして人生を変えようと頑張った方も多いはずです。その分、やってはみたけれど満足のいく結果を得られなかった方も多かったのだと思います。

ちなみに私は、やましたひでこ氏の断捨離も近藤麻理恵氏のこんまり流片付けも大好きだしまったくそのとおりだと得心しています。さらにそれを世に広めた両巨頭を尊敬してやみません。

ではなぜ、そんな私が「片付けても掃除をしてもそれだけでは変わらない」なんて言うのか?

今回の記事では、
①「断捨離&こんまりから学ぶ、掃除や片付けだけでは人生変わらない本当の理由」
②「お二人が表現されている人生が変わるほどの片付けの本質とは何なのか」
③「そのためには何をしたら良いのか」
について、詳しくお伝えしていきたいと思いますので、最後までお読みいただけるとうれしいです。

断捨離&こんまりから学ぶ、掃除や片付けだけでは人生変わらない本当の理由

片付けが継続しないのは、変わらない経験を学習してしまったから

先述のセミナー参加者の方がうまくいかなかった例は「毎日片付けをする習慣を継続して、整理整頓の行き届いた仕事環境にしたかったのだけれど、結局途中で断念してしまった」ということでした。よく聞く片付けあるあるです。

なぜ断念する人が続出してしまうのでしょうか? 私が考えるに、その理由は「部屋を片付けてキレイにしたら、今と違ってなにか良いことが起きるかも」という期待をして片付けや掃除をするからです。

私たちの多くは、掃除や片付けをすることで何かしらの変化を期待してしまいます。

例えば「人生や仕事で悩みやトラブルが多くて中々うまくいっていない。頭の中も心もごちゃごちゃしているし、そのせいか部屋も散らかっている。もしかして、部屋を片付けてキレイにしたら、気持ちがすっきりし、仕事や生活に集中できるようになるかもしれない。」という感じです。

期待した通りの変化を体感出来たならば、片付けが面白くなって、脳が片付けを欲して、自ら好んで継続していたはずです。

継続しないには、継続しない理由がある

継続しなかったのは、継続しない理由があるからです。

あなたの覚悟が足りなかったとか、根性がなかったことが理由では全然ありません。そもそも頑張って、努力して、我慢して、根性で継続しようとしたことの方が重大な間違いです。それでは面白いはずがありません。なので、モノを片付けるのなら、まずその間違った思い込みを片付ける方が重要です。

むしろ、継続できない理由に丁寧に向き合う事で、今までは気づけなかった本当の自分の思いを知ることができるかもしれません。

結局、キレイをゴールにした片付けや掃除の結果は、キレイになった環境でしかありません。それは確かに素晴らしいことで、一瞬はすっきりして気持ちがいいとか、効率が良くなったとか思うかもしれません。ですが、ただそれだけです。

すでに経験されていると思いますが、キレイになったことだけで、あなたの人生に、びっくりするような素晴らしい変化が訪れるなんてことはありません。

私たちは勝手に、やました先生もこんまり先生も「片付けるから幸せになる」とか「人生が変わる」と言っていると思い込んでいます。でも実は、お二人ともそのようには言っているわけではないのです。いったいどういうことだと思いますか?

知らないと損する「断捨離」&「こんまり流片付け」の本質

断捨離の本質とは

断捨離という言葉は、日本国内外で広く知られています。多くの人が「断捨離」を「不要なものを捨てること」として捉えていますが、実はその本質はそこにありません。

断捨離の提唱者であるやましたひでこ氏は、断捨離の本質を次のように述べています。

「断捨離というと、捨てればいい、と誤解されている。まったく違っている。自分を起点にして、空間にいる自分自身をどうしていくのかが、断捨離のキモなんです。」

つまり、断捨離は単なる「捨てる行為」ではなく、自分の人生や価値観を見つめ直し、どう生きたいかを考えるためのツールだということです。物を捨てること自体が目的ではなく、自分と対話するための手段なのだそうです。

また、やました氏のヨガの師匠であり、断捨離の言葉の生みの親である沖正弘先生は、ヨガの一環として「断捨離行」を教えました。「断捨離行」とは、物や行為、習慣について欲望、感情、理性心を含めて自己コントロールを行い、不要なものを取り除いて心をクリアにするというものだそうです。つまり、断捨離とは単なる整理整頓の行為ではなく、心の整理を行うための修行だということなのです。

どうですか? 思っていた断捨離とやましたひでこ氏がおっしゃる断捨離の本質とでは、随分と印象が違いませんか。

こんまり流片づけの本質とは

もう一つの例として、世界的に知られる片付けのエキスパート、近藤麻理恵氏の『人生がときめく片付けの魔法』があります。彼女もまた、片付けが単なる物理的な行為ではないことを強調しています。

近藤氏は「片づけを通して 自分の内面をみつめることで『どういうものに囲まれて生きたいのか』という 自分の価値観を発見し、キャリアや人間関係など、 人生における全ての選択に 大きな変革をもたらします。」と言っています。

彼女の片付けメソッドは、「ときめくかどうか」という基準を使って物を選ぶという独特のアプローチで知られています。物を手に取って、それが自分にとって「ときめき」を感じさせるかどうかを基準に残すか捨てるかを決めます。

このプロセスを通じて、自分が本当に何を大切にしているのか、自分がどのような価値観を持っているのかを知ることができるというのです。

彼女のメソッドも、単なる「片付け」という行為を超えた自己探求のツールとしての片付けを提唱しています。キャリアや人間関係など、人生におけるあらゆる選択において、自分の価値観に基づいて決断する力を育てるという考え方です。

お二人に共通する片付けのゴールとは

お二人に共通するのは、片付けのゴールが、自分と向き合い、自分とつながり、自分の生き方を決める、それで自分の人生を自分で変えていくといった考え方です。

キレイにしたら人生が変わるのではなく、キレイにする過程で自分と対話し自分の真の望みや問題課題に気づくことで人生が輝くのだという片付けの本質がおわかりいただけたでしょうか。

キレイをゴールにしてはいけない

片付けや掃除は、キレイにすることを最終目的にしてしまうと、長続きしないばかりか、真に望んでいる変化をもたらすことができません。

私たちが目指すべきは、見た目のキレイさではなく、自分自身と向き合い、どのような人生を送りたいのかを考えるための環境を整えることです。

繰り返しになりますが、キレイをゴールにしていたら人生は変わらないのです。私たちの目標は見た目の完璧さではなく、心地よく、人生が輝く環境を作り上げることにあります。そのためには、物を整理しながら自分自身と対話し、何が自分にとって本当に大切なのかを見極めていくことの方が重要なのです。

近藤麻理恵氏の発言が米国で炎上?

片付けの本質が、自分と対話し自分の真の望みに気づくことで人生を輝かせることだということが、よくわかる実例があります。

2023年1月、近藤麻理恵氏が「3人の子供が生まれてから家は散らかっている」と語ったことが、アメリカのメディア「ワシントン・ポスト」で取り上げられ、大きな反響を呼びました。片付けのプロフェッショナルである彼女が、家が散らかっていると認めたことに対して、一部の人々からは「言っていたことはウソだったのか?」という批判が寄せられ炎上しました。

しかし、近藤氏の発言の意図はそうではありません。近藤氏自身が述べたのは「今、自分にとって大切なのは、家で子供と楽しく過ごすことだと実感している」という内容です。

この言葉こそが、彼女の片付け哲学の本質なのです。片付けや整理整頓は、あくまで手段であり、最終的な目的は自分にとって「ときめく」生活を送ること。

その「ときめき」の主題が子育てになったのを彼女自身で気づき、生活スタイルを片付け中心から子育て中心にシフトしたのです。近藤麻理恵氏なら、子供たちに手がかからない時期が来たらまたすぐに片付いた環境に戻せるのですから。

私はこのエピソードが大好きです。

人生が変わるほどの片付けには何をしたら良いのか?

掃除や片付けが人生を変えると言うと、初めは信じられないかもしれません。

しかし、上記の例からもわかるように、掃除や片付けを「自己と向き合うツール」として捉え直すことで、私たちは深い内省と自己理解を得ることができます。それを踏まえた上で、人生が変わるほどの片付けをしてみたいと思ったら、次のように行動してみてください。

まずは、キレイをゴールにするのを止めることです。もう少し具体的に言うと、キレイになることをゴールにして、嫌だけど頑張って、毎日決まった時間に片付けをしようとか決めないことです。私たちの目標は見た目の完璧さではなく、心地よく、人生が輝く環境を作り上げることなのですから。

そして、どうせ片付けをするのならば、片付けや掃除を行う際、物理的な整理整頓に集中するのではなく、自分自身に次のような質問を投げかけてみてください。

「私は今、どのような環境で生きたいのか?」

「どの物が私にとって本当に大切なのか?」

「この物は、私の人生においてどんな役割を果たしているのか?」

これらの質問を通じて、単なる物理的な掃除が、自己の内面と向き合うプロセスに変わります。物を整理することで、心の中の不要な思考や感情も整理され、よりクリアな自己認識が得られるようになります。

例えば、デスクの上を整理するという単純な行為も、自分の仕事に対する姿勢や、今後のキャリアについて考えるきっかけとなるでしょう。

書類や道具を選び、不要なものを捨てるという行為は、自分がどのような仕事環境を望んでいるのか、どのように効率的に働きたいのかを再確認する機会です。

また、自宅のクローゼットを整理する際にも、自分がどのような服を選びたいのか、自分のスタイルや価値観に合ったものを身に着けることで、自己表現の一環としての片付けが可能です。これはただの整理ではなく、自分自身の価値観や生活スタイルを再確認する重要なプロセスなのです。

片付けが行き詰まった時に真の自分に向き合えるチャンスがある

とはいえ、片付けを通じて自分と向き合うというのは、その感触を掴むまでは言うは易し行うは難しです。そんなことを言われてもピンとこないという人の方が多いかもしれません。

このブログを読んで、再度片付けにチャレンジしようと決めても、また挫折する人もいることでしょう。

その時に、「またダメだった」と嘆いて自分を責めるのはもうやめにしましょう。片付け習慣を身に着けようと決意したけれど途中で挫折しましたという人の方が案外自分に素直に向き合えている結果かもしれません。

片付けられないのではなくて、片付けたくない意思がある

片付けが行き詰まった時こそ、実は真の自分の訴えに向き合えるチャンスです。

あなたは片付けられない人ではなくて、片付けたくないという意思を持っているとは考えられないでしょうか。片付け習慣が継続しなかったのは、継続しない理由があるからです。

一生懸命頑張って部屋を片付けたけど、しばらくしたら結局元に戻ってしまった経験はありませんか? その時に、今度はこう自分に問いかけてみてください。
「なんでこれを捨てるのが嫌なんだろう?」
「なんで片付け習慣を続けられなかったのだろう?」


「ちゃんと片付けるのが当然」「きちんと整理整頓をしなくてはいけない」と考えているのは自分の声ですか? もしかして他人の声ではありませんか? 

よくあることですが「片付けられない私」と自分で責めている人ほど、「片付けなきゃ」と言う割に、忙しくなったり体調が悪くなったりして片付けが出来なかったりします。

忙しいのも体調が悪いのもウソではないですが、おそらく後付けの理由です。片付けたくない自分を守らなくてはいけなくなるから、忙しくなるし体調が悪くなるのです。

そんな時は反対に、まず「片付けなきゃ」と思うのをやめましょう。その瞬間、心はすっきりすると思います。それでいいんです。誰も傷つけないし、迷惑もかけていないのですから、自信をもって「今はこれでいい」と言ってください。

真の自分の訴えに向き合えるチャンス

よく自分の心を観察してみたら、近藤麻理恵氏のように、今は片付いた環境よりも大切なことがあることに納得できる可能性もあります。

片付けたくない理由は人それぞれです。向き合いたくない過去の傷や抑圧なんてこともあります。そんな場合に、無理して片付けようとしても身体が抵抗して苦しくなるだけです。

まずは自分の状態に気づけたら、それで十分なのかもしれません。片付けが行き詰まった時こそ、実は真の自分の訴えに向き合えるチャンスというのはそういう意味です。

片付けを通して自分に向き合う感触は、片付けに行き詰った時こそ感じやすいと思います。

これからは片付けに行き詰ったら「きたー!今が向き合い時」と自分に向き合うスイッチを入れてみてください。たとえ「今は片付けなくてもいいや」と思ったとして、それが自分の声だと気づけたら、それが自分への入口が開いた瞬間です。

自分の感触を大切にすることから自分との対話が始まります。ネガティブがいけないのではありません。ネガティブはいけないことだとして、自分の真実を否定することが間違いなのです。ネガティブを感じる自分を一旦冷静に受け止めてみましょう。そうすれば本当に望んでいる環境の姿に思い当たるかもしれません。

ちなみに、本記事冒頭で紹介したセミナー参加者の方へアドバイスをした内容をうちあけますと「毎日片付けると自分に課した設定が、ご自身の実情に対して過剰だったのかもしれないですよ。毎日の必要もないし、週1でも月1でも十分かもしれないですよ。自分のちょうどよい塩梅(あんばい)を設定出来たら続けられるかもしれないです。自分にとっての良い塩梅を探ってみてください。」ということをお伝えしました。そうしたら「楽になりました」と喜んでいらっしゃいました。

片付けや掃除をビジネスに応用する

この「掃除や片付けを通じて自分と向き合う」という考え方は、ビジネスの場でも応用できます。例えば、会社のオフィスや倉庫を整理する際にも、単に物理的な整頓を行うだけでなく、業務の効率化や職場環境の改善、さらには従業員の意識改革を促すことができるのです。

例えば令和型5S

オフィスや作業スペースの整理整頓は、会社全体の生産性を向上させるだけでなく、従業員一人ひとりが自分の仕事に対する姿勢や価値観を見つめ直すきっかけとなります。整理された環境で働くことで、業務の効率が上がり、創造性や意欲も高まることが期待できます。

特に、5S活動(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)の実施は、多くの企業で効果を上げていますが、この活動もまた単なる物理的な整理整頓を超えて、従業員の意識や行動の変革を促すものとして有名です。5S活動を通じて、会社全体の生産性を高め、持続可能なビジネスを構築するための基盤が築かれるといいます。

※ShineBrightでは、既存の昭和型の5Sではなく、令和の時代に適合した社員の自立自発を基調にした令和型5S(整理、整頓、整決、整爽、社員が明るい ShineBright)をお勧めしています。

ビジネスでも片付けのハードルは高い

しかし、ビジネスにおいても片付けは大変です。実際、5S活動を始めたものの、途中でやめてしまう会社はたくさんあります。片付けを習慣にするのは、人でも会社でもとても難しいことです。

会社の片付けを考えると、実は「モノが散らかっている」ことだけが問題ではありません。モノが散らかっている会社は、表面上の片付けができていないだけでなく、100%その奥底でもっとたくさんの問題が絡み合っています。

たとえば、「人間関係」や「仕組み」、「ルール」や「時間の使い方」など、会社のあらゆる部分が整理されずゴチャゴチャした問題の塊になっています。つまり、モノの散らかりは、問題の塊の氷山の一角というわけです。

実際に片付けや掃除をしてみると、それだけでは会社が良くならないことは、現場でたずさわる人は直感で理解します。「ほんとの原因は、そこじゃないんだよなあ」という感じです。

モノが片づいても、結局問題が解決していかないと、やがて関わる人は熱を失います。そうなってしまうと、あとは指摘や強制でしか活動を継続できなくなってしまいます。

ただ掃除や片付けを徹底するだけでは、会社の問題は解決しません。例えば、最近話題になったビッグモーターという会社では、多くの事件が発生しました。ビッグモーターは掃除や片付けを徹底した会社です。掃除や片付けの目的と運用を間違った例です。ビッグモーターほどではないにしても、目的を間違って運用している会社が実は多いように感じます。

会社を良くするに片付けは何をすれば良いのか?

会社を良くするには、モノだけでなくすべての整理整頓をしていく必要があります。
すべてとは・・・、次のとおり。

ShineBrightの整理整頓は、単なる物の片付けではなく、「(整理)課題を解決しやすい形に整え、(整頓)それを解決する」ことを意味します。つまり、整理整頓自体が課題解決のプロセスなのです。

「こんなに色々やらなければならないのか」と不安になるかもしれませんが、心配はいりません。整理整頓の方法は何が対象でも基本は同じで、その一つの方法を身に付けるだけで、あらゆる課題に対応できるようになります。これは、むしろ最も効率の良い方法と言っても過言ではありません。

散らかった会社の問題とは?

散らかった会社の状況を一言で表すなら、こう言えます。
**「問題が発生するペースに対して、解決するペースが追いついていない会社」**です。

こうした会社では、モノの片付けに限らず、さまざまな問題が積み重なっていきます。いくら労力と時間をかけて片付け、多少効率が良くなったとしても、問題を解決するスピードが上がらない限り、状況は改善しません。労力や時間をかけられなくなった瞬間、すぐに元の状態に戻ってしまうのです。

本当に必要なのは、片付けや効率化の結果を維持できる仕組みを作り、問題が起きた際に迅速に解決できる力を養うことです。そうでなければ、どれだけ一時的に片付いたとしても、問題の山はすぐに積み重なってしまうのです。

では、どうすれば問題を解決するスピードを上げられるのでしょうか?
答えは、前述の全てに対して整理整頓を一つひとつ丁寧に実行することです。
そのひとつひとつのプロセスが、問題解決の速度を向上させる方法です。

解決力が、会社を良くする本当の力

私たちが「部屋を片付けてキレイにしたら、今と違ってなにか良いことが起きるかも」と願っても片付けても、期待するような良いことが起きないのと同じように、会社で「キレイに片付けたら、良い会社になる」と願って片付けをしても、それだけで良い会社になるわけがありません。

たとえ片付けや掃除を頑張って会社がキレイになっても、根本的な問題がそのまま残っていたら、良い変化は期待できません。本当に大切なのは、会社の中で起きている深い問題に自分たちで気づき、それを解決する力を身につけることです。キレイな環境は大事ですが、それよりも、会社自体が抱える問題を自分たちでひとつひとつ解決できるようになることの方が、会社を良くする本当の力になります。

繰り返しますが、ビジネスの現場での片付けの本当の目的は、見た目をキレイにすることではなく、会社全体の問題を自分たちで解決できるようになることです。そうなれば、仕事が順調になるだけでなく、楽しさも、やりがいも、幸福感もついてきます。そのほうがいいと思いませんか。

まとめ:会社が成功する片付けや掃除の応用方法

片付けや掃除をしても、それだけでは人生やビジネスが大きく変わるわけではありません。断捨離やこんまり流の片付けの本質は、物を捨てることではなく、自分と向き合い、どのような人生を送りたいかを見つめ直すことにあります。掃除や片付けは、その過程で自分を知るための手段に過ぎません。

ビジネスでも同様に、表面的な整理整頓だけでは会社の本質的な問題は解決できません。大切なのは、会社全体の問題に気づき、それを解決する力を育むことです。片付けを通じて、目に見えない課題や深層にある問題に向き合うことが、会社を成長させ、より良い未来を切り開く鍵となります。

最終的に目指すべきは、見た目の美しさではなく、内面的な変革や価値観の再確認です。自分自身や会社の本当の問題に向き合い、解決していく力をつけることこそが、片付けの真の目的であり、そのプロセスで人生やビジネスが輝くのです。

私(ShineBright)の事業のビジョンは「働くすべての人が仕事で幸せを感じられる筋道を整える」ことです。なので、日本中の会社で、解決していく力をつけることを目的に片付けや掃除を問題解決の練習材料として取り組んでいただけるならば、うれしいことこのうえなしです。

もしもこのブログの中で述べてきたような取り組みをしたいと思うものの、どこから手を付けたら良いか、どうして行ったら良いのか、などわからないことや不安がある方は、遠慮なくShineBrightにご相談ください。

職場での問題解決練習は、ShineBrightにお任せください!

hineBrightでは、問題課題解決のために職場の整理整頓をツールにしたチーム練習を効果的に導入し、チーム全体の機能性を高めるための支援を行っています。特に問題解決練習導入の初期段階では、戸惑いや課題が集中しがちです。このようなとき、第三者の視点や外部からのアプローチが大きな助けになります。

 私たちが提供するサポートを活用することで、職場は次第に「自ら気づき、自ら動く」自走型のチームに変わっていきます。そして、このような変革がもたらすのは、社員一人ひとりが活気に満ち、明るい雰囲気に包まれた、チームがチームとして機能できる職場です。

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