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シャインブライトについて
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働き手一人ひとりが、日々直面する出来事にどう向き合い、どんな言葉を選び、どのような言い方や態度で伝えるのか。その瞬間の語尾や表情に、その会社の「あり方」は凝縮され、相手に伝わります。
だからこそ、整えるべきはそこです。外側をいくら取り繕っても、本質は変わりません。内側を整えることが、すべての出発点なのです。
この「内側を整える」という考え方は、個人の自己理解とよく似ています。人は、自分の気質や価値観、考え方を深く知り、それを受け入れることで、より充実した人生を送ることができます。企業も同じです。組織としての価値観、社員の能力や感情、コミュニケーションのあり方といった“内側”を深く理解し、整えることで、持続的な成長と社員の幸福を実現できるのです。変化の激しい時代、外部環境への適応だけでは足りません。自社の「あり方」を明確にすることは、単なる自己満足ではなく、企業の能力や情熱を引き出す重要なステップです。
もし企業が自分たちの内側を深く理解し、整えることができたら、そこから始まる変化は、組織にも働く人にも、大きな喜びをもたらします。
ビジョンが「誰かのもの」ではなく、自分の想いと重なり、全員が同じ方向へ進めるようになります。
自分の役割や価値が実感できれば、自然と主体性が芽吹き、日々の行動に前向きな力が宿ります。
自己の内側の理解が深まれば、ようやく他者理解も進みます。それによって社内に信頼が積み重なっていきます。
小さなサインに気づき、問題が大きくなる前に手を打てるようになります。動ける組織は、変化を恐れません。
価値観が自分事になれば、一貫した判断ができ、企業の文化が見える化します。そうなると、社内外から「この会社らしさ」として認められていきます。
一方で、内側が整っていない会社はこんな傾向があります。
日々の業務に追われ、イレギュラー対応のたびに方針が変わる。そんな状態に慣れてしまい、組織の軸を見失います。
言ったこととやっていることがズレてしまい、信頼が築けません。結果、ギクシャクした空気が広がり、離職へとつながります。
内側が整っていないと、成果も成長も外部要因に左右されるだけ。自分たちの力で生み出すことができなくなります。
自社の良さが見えず、外の動きに振り回される。結果として、社員も会社も自信を失っていきます。
常に外部に振り回され、心が休まらない。やがてそれが、不調や疲弊の原因になります。
積み重なった停滞や迷走の果てに、「なぜあの時、内側を整えなかったのか」と後悔することになるのです。
未来は必ずしも暗いままではありません。「内側を整える」ことで、これらの悪循環は確実に断ち切れます。一人ひとりの言葉や態度、そして小さな行動の積み重ねが、会社のあり方を変えていくのです。
外側を変えるよりも、まず内側を整える。そこから始まる小さな変化が、やがて大きな成長と「自社らしい未来」につながっていきます。
ある企業の社長は、事業承継の後に押し寄せる課題に悩まされていました。社内の人間関係の不和、取引先とのトラブル、そして赤字続きの経営…。多忙な毎日の中で精神的に追い込まれ、まるで迷路に迷い込んだように「どこから手をつければいいのか」わからない日々が続いていたのです。
そんなとき、この社長は思い切って私に相談してくださいました。「もう自分ひとりでは抱えきれない」と感じ、不安や悩みを言葉にして外へ出すのは大きな勇気がいったはずです。胸の内で渦巻いていたモヤモヤとした不安の塊を言葉にすること。それこそが、社長にとって「内側を整える作業」の始まりでした。
最初に取り組んだのは、自分の置かれた状況を把握すること。A4の紙に、不安や悩み、嫌なこと、やるべきこと、なりたい姿、大切にしていることなど、思いつく限りを書き出していきました。次第に頭の中の混乱が“見える化”されると、心の中に少しの平穏が戻ってきたのです。そしてその平穏が、明るい未来へのエネルギーを生み出しました。
さらに会社としても、過去の成功と失敗を棚卸しし、そこから浮かび上がる「自社の価値観」を見える化。その価値観を月1回の役員会議で共有し続けることで、少しずつ「自分たちはどう変わるべきか」を自ら考え、動き始めるようになりました。
その結果、2年で赤字経営を脱し、その後2年で売上を倍増させるまでに成長。
社長自身もこう語ります。
「以前は、毎日一生懸命働いているのに、問題ばかりで心が苦しかった。 今は以前のように日々は忙しくないのに、会社の売上も利益も伸び、家族との時間も取れる。 気持ちが楽になり、仕事を楽しいと思える瞬間が増えました。本当に不思議です。」
その大きな転換点となったのは、派手な外部改革ではなく、相談から始まった“内側を整える”という地道な作業でした。
この企業が取り組んだことは、決して特別な方法ではありません。少しの工夫と継続で、どの会社でも実践できるシンプルな流れです。
内側の問題は、見て見ぬふりをすればするほど大きくなります。事実と向き合うのは恐かったりします。ですがそこで、「よし、一度ちゃんと向き合ってみよう」と決めることが、すべての出発点です。
仕事の流れ、経営状況、社員や取引先の様子、自分自身の気持ち…。頭の中にある事実を一度すべて外に出すだけで、整理が始まります。
思いつくことを全て書き出し、それを整理し、図や表にして「絵」にすると、不思議と全体像がつかめてきます。モヤモヤが目に見える形になると、心もすっと軽くなります。
一度やって終わり、では意味がありません。月に一度は、振り返りと共有の時間をあらかじめスケジュールに組み込みましょう。
出てきた課題に対して「どう取り扱えばいいか」を考えること自体が練習です。小さな課題から試していくと、会社全体の「対応力」が育っていきます。
「私たちは何を大切にしているのか」を言葉にすることで、判断や行動のブレが減ります。これが会社の「軸」になります。
数年後、どんな会社でありたいか。社員はどんな表情で働いているか。そんな未来を具体的に描いていくと、進むべき方向が自然に見えてきます。
この流れを一度きりで止めず、ぐるぐると回し続けること。それこそが「内側を整え続ける」力になり、会社を成長へ導いていきます。一つ一つのステップは、状況によってはもしかしたら大変なことかもしれません。その時は遠慮なく私を頼ってください。貴重な人生の時間短縮になります。
内側を整えることは、持続的な成長のための土台作りです。「大がかりで面倒だ」と感じるかもしれませんが、自社の理解を深める小さな取り組みからでも始められます。
事例の企業は、今では会議の生産性が向上し、社員の定着率も上がりました。何より、社長自身が「自社らしさ」を実感できるようになりました。
会社の方向性を自信をもって自分たちで決めて、仕事の喜びとともに日々の歩みを進めています。変化の速い時代だからこそ、自分自身が自分を理解し自分で未来を描くこと、会社であれば自社らしい軸を自分たちでつくり磨くこと。自社の内側を整えることから、それが会社とご自身の未来を明るくする最短ルートです。
ひとりで抱え込む必要はありません。ともに“内側を整える”一歩を踏み出していきましょう。
まずは気軽に、今のモヤモヤを言葉にしてみませんか?
一緒に“内側を整える”第一歩を見つけていきましょう。」
こちらから60分の無料オンライン相談をお申し込みいただけます。
小さな不安でも大丈夫です。お気軽にご利用ください。👉https://shinebright.jp/consulting/
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