令和の5Sブログ

「対決より解決」──政治だけじゃない、職場も人生も同じです

対決より解決の図

目次

「対決より解決」という言葉に出会ったとき、私はこう思った

先日、国民民主党の榛葉幹事長のYouTube動画を見ていたときのこと。
その中での一言に、思わず心が高なりました。

「対決より解決」──真っ直ぐに政策を訴えてきた私たちの信念。

これは国民民主党が結党から掲げてきたメッセージです。
その思いが込められた投稿には、こうもありました。

「国民民主党は結党して4年、『対決より解決』を掲げ、真っ直ぐに政策を訴えてきました。」

この言葉には、共感しました。
そして同時に思ったのです。

これは、政治だけに限った話ではない。

むしろ、職場でも、家庭でも、そして個人の人生でも──
私たちは毎日、大小さまざまな「対決」に直面しています。

そして、解決が見えない対決の連続にほとほと疲れています。

そんな日常のなかでこそ、この「対決より解決」というメッセージが強く響くと感じたのです。

解決の力が足りていない社会で生きている

私は決して、対決そのものを悪いとは思っていません。
意見がぶつかることは、前に進むために必要な場面もあります。
むしろ、“ほどよい対決”は、良い解決を生むための土台でもあるのです。

感情を押さえられず、分断に至る対決

問題なのは──
対決を制御できずに、感情や立場のぶつかり合いがインフレしていくこと。
そして、そのまま“分断”が固定化してしまうことです。

一度分断が進めば、もはや解決には向かわず、
「お互いに話すことすらしない」状態に陥ってしまいます。

だからこそ私は、「対決より解決」という言葉に、
人間関係やチーム、そして自分の人生を前に進めるヒントがあると感じています。

特に私が強く感じるのは、こういったことです。

国の政治のようにスケールの大きな場面では、対決が続いても分断までにはある程度の時間があります。
でも、私たちが関わる中小企業や、友人関係、家族、夫婦といった“単位の小さな関係”では、対決が分断に至ったときの影響は計り知れません。

関係性が近ければ近いほど、壊れたときのダメージも大きく、
その後の再構築が困難になることもあります。

そもそも「解決の方法」を誰も教わっていない

そして──
もうひとつ、私が深く問題だと感じていることがあります。

それは、私たちのほとんどが「解決を学んだり、練習したりしたことがない」という現実です。

どんなに学業の成績が優秀でも、
どんなに一流大学を出ていても、
それだけで“解決できる人”になれるわけではありません。

優秀な人たちが集まっているはずの政治の世界でさえ、
あるいは一流企業でさえ、
話し合いで問題がスムーズに解決できているとは言いがたい現実があります。

そこにあるのは、
声の大きい者が勝ち、立場の強い者が押し通す、
競争と成功をめぐる力のぶつかり合い。

これは、知識や努力だけでは“解決力”が育たないことの証明でもあります。

だから私は、「解決力は育てられる」という信念のもと、
それをトレーニングによって身につけられる技術として、多くの人に届けたいと思っています。

これこそが、ShineBrightの原点であり、
私自身の「解決力を広めたい」という思いの源泉です。

競争かあきらめかという、対決構造に飲み込まれるのではなく、
“解決できる力”を育てることが、個人にも組織にも今、必要だと思うのです。

なぜ私たちは、つい“対決モード”に陥ってしまうのか?

◇上司と部下の話がかみ合わない
◇部門ごとに主張をぶつけ合って進まない
◇パートナーや家族と、同じ話題で何度も衝突する

こうした日常のズレは、誰にでも経験があるはずです。
最初はただの「違い」だったはずなのに、
気づけば「どちらが正しいか」のマウント合戦に変わっている──
そんな経験はありませんか?

その瞬間、私たちはすでに、“問題そのもの”を見失ってしまっているのです。

そしてその状態では、解決どころか、
感情がぶつかり合い、関係性はどんどんこじれていきます。

なぜ、こんなにうまくいかないのか?
その背景にあるのは、【私の考え】でも触れたように、
“解決のしかた”を学んでこなかったという事実なのかもしれません。

私自身が体験した「対決の分断」と「解決までの道のり」

私自身、かつて親族が経営する会社に跡継ぎ候補として勤めていました。

父たちが作り育てた企業ではありましたが、同時に私にとっては自分の未来でもありした。

父や親族と「会社をよくしたい」という思いは同じでしたが、
目指す“良い会社”のイメージも、“良い会社”にしていく方法論も、すべてズレていました。

その結果、父・親族 対 私という“対決構造”が生まれ、
最後は私が会社を去る形で、分断に至ってしまいました。

感情的には、正直に言って恨みも残りました。
でも──そこからが本当の“解決”のはじまりだったのだと、今は思います。

◇仕事を離れた後の生活の整理整頓
◇新たなキャリアに向かうための整理整頓
◇感情の整理整頓
◇父母との関係、幼少期からの背景、自分の内面──すべての整理整頓
◇そして、父子関係そのものの整理整頓

それは20年という時間をかけて、積み重ねてきた“解決の歩み”でした。
今は、穏やかな父子関係を取り戻せています。

だから私は、心から思うのです。

整理整頓は、解決の手順そのものです。
そして、「対決より解決」の方が、確実に人を幸せにします。

私(ShineBright)が提案する“解決”とは──「分けて、整える」だけ。とても簡単な方法です

多くの人は、「解決」と聞くと、
何か特別なスキルや経験、交渉術や説得力が必要だと思いがちです。
でも、ShineBrightが大切にしている“解決”は、もっとシンプル。

「分けて、整える」だけ。

扱いきれない問題は、まず“小さく分けてみる”。
そしてそれを、「今すぐ扱える形」に整える。
この二つのステップだけで、人もチームも、前に進める状態が生まれるのです。

◇やるべきことが多すぎて動けないと
◇話が噛み合わないと感じるとき
◇問題がごちゃごちゃして苦しくなったとき

そんなときこそ、「分けて、整える」だけで世界は変わります。

これは、特別な才能がなくても、誰にでもできるただの手順の話です。
ShineBrightは、その手順をやさしく・実践的に伝えるトレーニングを提供しています。

職場やチームで「対決」が「解決」に変わった瞬間

経営者夫婦の衝突を、仕事の整理でほどく

✅経営者夫婦の“すれ違い”が、職場全体に暗い空気を生むとき

以前、ある中小企業でこんなご相談を受けたことがあります。
その会社では、経営を担うご夫婦のあいだで、仕事に対する意見の食い違いが頻発していました。

もちろん、どちらも会社をよくしたいという真剣な気持ちを持っています。
ですが──方向性の違いや、「何を優先すべきか」の認識がズレたときに、それが言い合いとなり、職場の空気にまで影響していたのです。

従業員の表情がどこか曇っている。
何かあったわけではないけれど、社内がどことなくピリついている。

経営層の“雰囲気の悪さ”は、思った以上に会社全体に波及していきます。

✅ 解決の糸口は、「仕事の流れを見える化すること」だった

このとき、ShineBrightが行ったのは──
ご夫婦それぞれの【思い】を聞くことではありませんでした。

そうではなく、実際にやっている仕事のひとつひとつを書き出していただくこと。

「この作業は誰がやっている?」「いつ?」「何の目的で?」

そうして業務を“見える化”していくと、
自然と、こんなことが見えてきます。

◇衝突していた“本当の原因”
◇実は「やらなくてもよかった仕事」
◇解決するために必要だった、小さな行動

不思議なことに、感情をぶつけ合っていたときには見えなかったことが、
仕事の流れを「分けて、整える」だけで、腑に落ちてくるのです。

✅ 空気が変わると、未来の兆しもやってくる

この整理整頓の作業を、数回に分けて丁寧に重ねていきました。
そのうちに、夫婦間のトゲトゲしさはいつの間にか薄れ、
会社の雰囲気そのものが明るくなっていきました。

不思議なことに、こういう変化が起きると、
「偶然のように」会社にとっての明るい話題や、良い出来事が舞い込んできたりします。

でも、私はこう思っています。
それは偶然ではなく、「解決に向かって動き出したチーム」だからこそ、
チャンスを受け取れる状態になったのだと。

部署間の責任なすり合いが、「必要な対決」から機能改善へつながった話

会社の中には、明確に役割が分かれているがゆえに、ぶつかることが避けられない場面があります。
それは、お客様対応の窓口と、製造現場の間にも起こり得ることです。

ある企業では、クレームや問い合わせを最初に受け取るのは窓口の担当者。
一度内容をヒアリングし、現場の担当者に引き継ぎます。

本来であれば、その後はお客様と現場が直接やりとりをし、詳細を詰めていくのが理想です。
しかし現場からは、「お客様にこう言っといて」と、再び窓口に対応を依頼する形が常態化していました。

✅ 情報が“分断”されることで起きた現場と顧客のすれ違い

この体制には、致命的な問題がありました。
窓口は、現場の詳細な進捗や専門的な判断をすべて把握しているわけではありません。
その結果──

◇お客様と現場の意図がすれ違う
◇窓口の業務が過剰に膨れ上がる
◇お客様の不満が加速する

こうして、やがて起きるのは「現場と窓口の責任のなすり合い」。
本来なら同じ方向を向いて働くはずの部署同士が、対立構造に入ってしまったのです。

✅ この“対決”は、必要な対決だった

このとき、窓口の担当者はひとつの決断をしました。

「お客様への伝言係にはならない」と。

現場が伝えるべきことは、現場が直接対応する。
その原則に立ち返ることで、自分たちの過剰な業務負担と、お客様とのすれ違いの両方を断ち切ろうとしたのです。

当然、最初は角が立ちました。
現場からは「そんなの、いきなり言われても困る」という反発もありました。

でも、この対決は必要だったのです。
それは“戦い”ではなく、“問題を直視するための衝突”でした。

✅ 対決のあとに、「仕事の整理整頓」が待っていた

その後、部署をまたいだメンバーで話し合い、
実際の仕事の流れをひとつひとつ洗い出していきました。

◇どこで情報が止まるのか?
◇どこに負担が集中しているのか?
◇誰が、何を、どこまでやるのか?

この「分けて整える」作業を進めていくことで、
両者の部署はようやく、**“互いの機能を活かし合う体制”**を構築し始めることができます。

✅ “対決より解決”の本質は、「ぶつからないこと」ではない

この事例が教えてくれるのは、
対決を避けることが、必ずしも正しいわけではないということ。

本当に必要なのは、必要な衝突を通じて、解決への道を切り開く勇気です。

その勇気を支えるのが、ShineBrightの「整理整頓」──
つまり、“問題を扱える形に整える”という考え方です。

問題は、解決すれば明るくなる。放置すれば、空気は淀む

現場でも、家庭でも、人生でも。
問題を放置すれば、その場の“空気”はどんどん重たくなります。

誰もが感じたことがあるはずです。
うまくいっていないときの会議の雰囲気。
家庭で話が噛み合わないときの空気の重さ。
自分の中にモヤモヤが溜まったときの気持ちの沈み。

でも、逆もまた真実です。

問題を解決しようと動き出した瞬間から、空気は変わり始めます。
整理し、整え、動かす。
それだけで、職場に、家庭に、自分に、風が通るようになるのです。

ShineBrightは、解決できる力を一緒に育てます

問題が山積みになっているとき、
人は「気合い」や「努力」でなんとかしようとしがちです。

でも本当に必要なのは、
“その問題を扱える形に分けて整える力”=解決力なのです。

ShineBrightが提案する整理整頓は、
机の上やファイルの中だけでなく、
**人の思考・関係・仕事の流れにまで作用する“実践型の解決メソッド”**です。

その力は、誰でも育てることができます。
一度その視点を持てれば、問題に飲み込まれずに前を向けるようになります。

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